7/13(金)2018年度卒業設計発表会が行われました!
7/13(金)、北大の2018年度卒業設計発表会がありました! 本研究室の4年生も全員が発表を行い、短い時間ながら先生方から貴重な講評を頂いていました。
4年生はこれにて一旦卒計から離れ、次は卒論の提出に向けて走り出すことになります。 今後、卒論提出の後には、学内の選抜レビューや学外の卒計イベントもありますが、卒論の期間は自分の設計から一度距離を置いて、冷静に見つめ直す良い機会になると思います。 その意味でも、今回(各々、悔いの残る部分もあったかもしれませんが、それでも)さまざまな思いを1つの設計案にまとめ、発表できたことの意味は大きいのではないでしょうか。4年生の奮闘はまだまだ続きますが、ひとまずしっかりと睡眠をとって十分に体力を回復させましょう!笑
4年生のみんな、本当におつかれさまでした!
以下は4年生の池田の感想です。
こんにちは。初めまして。B4の池田です。
何よりも私がこの卒業設計で身につけたことは、設計力だけではなく、人のマネジメント力だと感じています。
私はお手伝いの後輩を2人(途中からもう1人加入)抱えていました。
片方は構造系研究室志望、もう一方は環境設計系もしくは建築以外志望の後輩たちで、意匠系志望は一人もいませんでした。(途中加入の子は意匠系志望)
そういった状況の中で、自分の設計案だけで後輩のモチベーションを上げることには限界があることを感じ、その方法をこの期間考え続けてきました。
例えば、優秀で、illustratorやphotoshop、スケッチアップが使える後輩なら、できる作業をしてもらうのではなく、できない作業や、新しいソフトを使ってもらうなどすればモチベーションが上がります。
事実、私の後輩もそういうタイプで、3Dの立ち上げをスケッチアップを使わずに、Rhinocerosを使って一部を立ち上げてもらいました。
そうすれば、後輩は、このお手伝いを通して新しい能力を身につけることができます。
そう。私は後輩に言い続けたことがあります。
それは、「そのお手伝いをすることによって、一体どういう能力がどれくらい身につけることができるのかを常に考え続けてほしい。ただの雑用はしなくていい。」というものです。
それは、私が雑用大嫌い人間で、雑用の時間を本当に無駄だと感じているためです。
後輩にだって設計課題も期末試験もあり、ただの雑用をさせることは、相当な罪だと考えています。
縦のつながりだとか伝統だとか、思考停止です。
上記のように私は卒業設計期間を通じて、後輩のモチベーション向上方法、お手伝いの意義を重視しながら成長することができました。
この成長は、今後社会に出て働く上で非常に役に立つことだと確信していて、そういった意味で、とても意義のある卒業設計期間だったと感じています。
先述の通り、7/13(金)に卒業設計の発表をB4全員無事終えることができました。
最後まで頑張り抜けたのは、勿論お手伝いをしてくれた後輩たち、綿棒やピンポン球などの差し入れをくださった先輩方のおかげです。
ちなみに私は山岡家のサービス券をいただきました。これでラーメン1杯が無料です。この場をお借りして、お礼を申しあげます。たいすけさんありがとうございました。
8/3には卒業設計フォローアップ講評会が控えています。
そこに向けて再び調整していきたいと思います。
B4 池田